日常に幸せを感じたい人は『闇金ウシジマくん』を読むべき

この漫画、映画化もされたのでご存知の方も多いのではないだろうか。

なんかCakesでホリエモンがいろいろ褒めていたので1巻を買ってみた。
Amazonのレビューを見るととにかく凹むと評判だったのである程度は覚悟していたけど、やっぱり凹んだ。笑
と同時に、なぜか幸福感も感じたので少し紹介したい。

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見栄や幻想にお金をつぎ込む人たち

この漫画は闇金業者の丑嶋に関わる人たちを描いた作品だ。
登場人物は多重債務者とか落ちこぼれが多い。
しかし、そのキャラクターを見ていると部分部分で身近な人たちにも当てはまる性格を持ち合わせているなと感じた。

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例えば「若い女くん」は、割といい所に就職できたOLが転落していくエピソードだ。
一見ちゃんとしていそうなのに借金を背負う理由は、「見栄」だ。
同僚からの高級レストランやショッピングの誘いに断れず、ずるずると高い買い物を沢山してしまう。
断ればいいじゃないかと丑嶋が諭しても、社内で孤立してしまうから断れないと言い張る。
確かにエピソード中盤では勇気を出して断った結果、ロッカーで服に醤油をかけられたりとあからさまな嫌がらせを受けているので本当なのだろう。
しかしその後も借金を背負っているのに高い服やバッグを「自分へのご褒美」として頻繁に買い続けているから、もともと浪費癖があった事が伺える。
最終的にはヤク中になってアッチの世界に行ってしまう。

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「奴隷くん」では、パチンコにドハマりした主婦達の一人が尊厳を奪われていくストーリー。
パチンコやめればいいだけの話なのに、やめられない。
そんな彼女達は「今日の血液型占いで一位」だったから今日は絶対勝てると息巻いている。
全く根拠になっていない理由で勝利を確信するのは単なる「幻想」だ。
お金に困っても旦那に頼らないのは彼女たちの「見栄」だ。
そして丑嶋に迫られて、オッサンに体を売らされたりしている。

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なんでもない日常へのありがたさ

この見栄や幻想は、ありふれた人間心理の一つだろう。
程度の差こそあれど、無理して高級マンションに住もうとしたり高級ブランドで着飾ったりする人や、話を聞いてもよくわからない根拠で動いている人は割といる。
だからこそ、この漫画の登場人物達を見ているとゾッとする。
その程度を間違えば、社会の蟻地獄が口を開けて待っている。

自分自身サラリーマンではないし、リスクはしっかり認識して動いているつもりだが、何かがきっかけでそのたがが外れるかもしれない。
だから、今の日常は当たり前ではないんだと強く認識させられる。
日常へのありがたみを感じたい人は、ぜひ読んでみることをお勧めする。

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投稿者:

Takuya

Digital crafts(man|dog). Love photography. Always making otherwise sleeping. born in 1984.

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